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「妖怪ふぁんど」に見る間接金融の未来

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妖怪ふぁんどというマイクロファンドがある。

「妖怪だるま」を販売し、
分配金が元本を下回った場合は、
「妖怪だるま」の現物にて分配。

「妖怪だるま」の販売で利益が出た場合は、
2年間の売上状況に応じて分配金を払い戻しということだ。
一口3万円(上限33口)で、募集金額が1050万円(350口)。

ファンドというと胡散臭いイメージを
持たれている方が多いだろう。
たしかに、元本割れするものが多いし、
リスクの高い商品である。
実は、私も買っていない。
しかし、ファンドの性質は、
マイクロファンドの敷衍によって
かなり様変わりしていくはずだ。
今回、「妖怪ふぁんど」を知って、
その思いは強くなった。
これからは、間接金融から直接金融への移行が進むはずである。
このこと自体は何十年も前から言われていることであるので、
今更こんなことを言っても目新しい意見ではないことは分かっている。
直接金融がアメリカのリーマン・ショックを引き起こしたことも分かっている
(サブプライム・ローンを直接金融と呼ぶこと自体に抵抗があるが)。
しかし、ここ数年で経済活動を取り巻く状況は大きく変わっている。

インターネットの普及で、
中間業者が中抜きされるようになったのだ。
そして、その流れはインフラの充実によって、
さらに勢いを増している。

出版業界では、電子書籍が一般的になることで、
書店が少なくなるだろう。
編集まで自分でできるようになれば、
出版社も縮小するに違いない。
今は、著名人によるメールマガジンが注目されているが、
メールマガジンがKindleなどで読めるようになれば、
もはや自分で自分の本を出版しているようなものだ。

音楽業界でも、ダウンロード配信が一般的になれば、
CDショップは大打撃だ。
youtubeやニコニコ動画で自分の曲を宣伝し、
自分のサイトで音楽を配信し、
ライブの告知をブログやツイッターで行うようにすれば、
アーティストと消費者の間に入って金銭を稼いでいる人は、
あまり必要なくなる。

さて、金融業界だ。
マイクロファンドや社債の紹介サイトが一般化され、
インターネットで直接経営者たちと
コミュニケーションが取られるようになれば、
銀行のような間接金融は対応を迫られるに違いない。
優良な企業が設備投資をマイクロファンドや社債に頼るようになり、
銀行には、マイクロファンドで設備投資の資金を集められない中小企業か、
銀行から行員を出向させている大企業か、
運転資金を必要とする会社しか集まってこないだろう。

優良な設備投資をマイクロファンドや社債に取られた銀行は、
ファンドや社債の取扱を始め、
仲介役としての役割を模索し始めるだろう。

そして気づくのだ。
情報のインフラが整備され、
情報の調整のための仲介役が必要ではなくなったから、
直接金融が盛んになったことに。
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テーマ : 政治・経済・時事問題
ジャンル : 政治・経済

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